B’z松本孝弘、EXILEで「自分の歴史」を総括した説。コラボ楽曲”24karats GOLD LEGACY”をオタクが徹底解剖
いやーびっくりしましたね。
EXILEとB’z松本孝弘のコラボ楽曲が先月29日から配信開始しました。
交わることの無さそうなこの二つのグループですが、過去にはGLAY×EXILEとしてロックバンドとのコラボ実績もありますから。懐の深いグループ同士ですね。
さらにGLAYのTAKUROはB’zの松本さんの一番弟子なので、きっとTAKUROの暗躍が故のコラボ実現に違いないと勝手に私は思っています。
妄想はさておき、今回は松本オタクの筆者から見た本コラボ楽曲について、オタクの気持ち悪い主観をまき散らしていきたいと思います。
イントロから松本孝弘の新旧入り乱れフレーズ
イントロからね、実に興味深いですよこれは。
カッティングフレーズから切り込む本楽曲、いきなり松本さんのギターから始まります。
でもびっくりするほどコシがないというか、ロックなテイストはかなり薄めてきた印象です。
EXILEのダンサブルな空気を尊重してのことか、初期B’zの音色でまとめてきた感がすごい。
フレーズ自体はB’zでいうところの初期アルバム”RISKY”にあってもおかしくないようなカッティング。
が、もしかして指で弾いてる?と思うほどのタッチ。近年の松本さんのピッキングフォームは明らかにスナップを控えており、こねるような動作でピッキングしていることも関係しているかもしれないですね。
からの、打ち込みドラムなどが一斉に鳴ったところで松本印のロングトーンの咆吼が炸裂。ここまでが初期松本な感じ。
そして近年の”NEW LOVE”あたりからよく耳にするマイナースケール始まりのレガートから雪崩れ込むようなフレーズで締める。非常に良きです。
サビとAメロはシンプルにまとめ、Bメロで刺してくる
Aメロとサビはパワーコードで実にシンプルにまとめています。
Bメロに出てくる一瞬のギターオーケストレーションとも言えるハモリはカッコいい!
結構フュージョンチックと言いますか、グラミー受賞以降でこのようなフレーズが増えた印象ですね。
パッと思いつくのはBlack CoffeeのBメロとか。これも良い。EPIC DAYは名盤。
余談を少々。
グラミーを受賞したLarry Carltonとのコラボは当時から色々言われていましたが、松本さんの他に立てる日本人はいなかったでしょうね。
Larryの前ではギターキッズに戻っているような松本さん、非常に萌えポイントが高いです。
ハードロック出身でありながら幅広い音楽ジャンルをB’zで披露。そのトーンは世界中のミュージシャンに認められ、違う畑であるフュージョン界の大御所にコラボ楽曲を提供。
その曲をリード楽曲として起用したアルバムが、グラミーを受賞。誰よりも数字で結果を出しているその凄さたるや。
ギターヒーローは他にもたくさんいますけれども、職人としてのその生き様は間違いなく日本最高峰です。
…いかんいかん、また松本愛が暴走してしまった。この偏愛は別の記事にしよう。
ちなみにLarryとコラボした時のライブ盤があるのですが、ひたすらLarryに圧倒されっぱなしの松本キッズが拝めます。萌え。一家に一枚どうぞ。
ギターソロは初期から現行のB’zへの架け橋。たっぷりボリューミーなセルフ・オマージュ。
いやぁたまりませんね。
こんなにアーミングを披露してくれるのはもう、B’zでは中々ありませんよ。
いかにも初期。OKバブリー。稲葉さんもゴキゲンに踊るというもの。
MG-MとRockmanで録音したのかしらと思うほどですよ。多分MUSICMANだろうけど。
Yeah~の声が入ってくるあたりからの駆け上がりはロックバンドとしての自我を出し始めた時期によく聴いたフレーズだし、けれどもソロの締めは現行の必殺フレーズでバチっと決める。
これまでのキャリアを1曲の中で振り返っているような印象さえあります。なんだろう、縁起でもないですが走馬灯のような…。
この曲の作曲はATSUSHIだからこそ、思い切り詰め込めたとかなのかなぁ。
でも本当、ここまで新旧の松本スタイルが入り混じる楽曲、B’zにはまだ無い気がしますよ。
非常に味わい深い逸品でありました。もう一回聴こう。
👇グラミー受賞後リリースした松本さんのソロアルバムで、実質ベスト盤な”Strings Of My Soul”をご紹介。
Mステのエンディングから始まるこのアルバムは、全編通して松本さんの音色職人としての美味しいところがギュッと詰まってます。
個人的激推し曲 : #1090 千夢一夜、華、恋歌、sasanqua~冬の陽、Romeo & Juliet、99
おまけ:B’z外の松本孝弘をいくつか集めてみた
Real Face#1 – KAT-TUN
スガシカオ×松本孝弘コラボ楽曲で2006年にデビューしたKAT-TUN。
シングルバージョンはChokkaku氏による無惨なアレンジ(個人の感想です)になりましたが、通常盤のアルバムに収録された本楽曲では松本さんが実際に弾いています。
楽曲提供時には骨太なロックサウンドでしたが、シングル版はなんであんなことになったのか。編曲の際にAメロにぶちこまれたであろう、BAD COMMUNICATIONみたいなコードカッティングを聞くたびに笑ってしまう
すいませんなんでもないです。
その後はTMG(Tak Matsumoto Group)にて”GUITAR HERO”としてセルフカバーしています。
Real Face#1のまんまなんだよなぁ。やっぱりシングル版に納得してないんじゃ
DA DA DANCE (feat. Tak Matsumoto) – BABYMETAL
いやもうこれホント好き。あまりにもハイカロリー。しんどい。
ロックとダンスとメタルと中森明菜の闇鍋パーティーチューンです。
こちらはあくまでもギターソロの提供なので、作曲には携わっていません。
ホントJ-POPの懐の深さはやばいですね。なんでこんなキメラが成立するんだ。
恋は舞い降りた – 七緒香
あぁ〜^ビーイングの音〜!
松本さんの提供楽曲の中でも特に凝っているのがこちらでは無いでしょうか。
イントロのシンセ、サビの軽快すぎるカッティング、もう新規で聴くことは無いであろう全盛期・松本印のメロディーライン、王道ど真ん中のギターソロ。
清涼感とキャッチーに全振りした、ビーイングサウンドの塊のような楽曲。高品質です。
松本さんの楽曲提供というとB’zのデビュー前からの話になってくるのですが、キリがないのでB’zデビュー以降を対象として一部紹介しました。
他にも氷室京介、工藤静香、藤井フミヤ、MISIAなど錚々たる顔ぶれに提供しております。気になる人は調べてみてください。
P.S. B’zのライブチケット機材開放席が当たっちゃったので、あなぶきアリーナ参戦します。でへへ。

