新居浜の音楽仲間を求めて殴り込み!?コミュ障講師が決死のダイナミックエントリー!
アイデアが鬼のように閃きつつある今日この頃。
最近は知らないところへ飛び込んでみる、入ってきた情報から自分に何ができるかを考えることを意識して取り組んでいます。
それと同時進行で、自分のルーティンを作っています。
毎日にどういうサイクルがあれば一番活発に動いていけるのかを研究中。
でもその分だけ記事を書く時間が取れていなかったので、アウトプットの習慣もルーティンに組み込めるようにしたいなと思っております。
本題の前にお知らせを。
7丁目ギター教室新居浜校、無料体験レッスンは引き続き好評実施中です。
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てなわけで今日の本題を。
発表会に憧れて
昨年10月、あかがねミュージアムまで演奏会を観に行く機会がありました。

うちの生徒さんも出演するということが、足を運んだきっかけでした。
演奏会の主催は一宮町にある自然食品のお店、サン・グリーンさん。
そしてこちらのサン・グリーンさん、店内でギターを教えられているそう。
演奏会はサン・グリーンさんでギターを習っている人、オーナーのお知り合いなどが出演しているとのことでした。
私も新居浜でギター教室を切り盛りしている立場上、いろいろ諸々気になってくるじゃないですか。
ただ昨年の段階では、サン・グリーンさんの実績と信頼に驚嘆するばかりでした。
発表会ができるだけのネットワークと信頼関係を羨み、そしてちょっとのジェラシーなんかも織り交ぜて。
西から昇ったおひさまが 東に沈むように 溶けてゆくように
事件は1月に、そして唐突に起こりました。
サン・グリーンさんの生徒さんが裏口入学してきました。※もちろん正規の手続きでのご入会です
席に座ってもらうなり、少し影のある表情のその方の話を聞いてみると。
「サン・グリーンさんきっかけでギターを始めてみたが、自身の生活サイクルと合わなくてレッスンに行けず…。でも近いうちに演奏発表会に出る予定なので、ギターの練習はしておきたいんです」。
ふむ。さらに生徒さん、
「ここに入会して、サン・グリーンさんには後日報告しに行ってきますので!」
いやいや。。。サン・グリーンさんから生徒さん奪うみたいじゃないですか。。。
うちの予約システムであれば比較的都合がつけやすいということで門を叩いてくれて、月4回コースで現在通ってくれています。
それは純粋に嬉しいですし、うちに来てくれてたことでギターを弾く楽しさが出てきたとも言ってくれているので、講師の立場としては冥利に尽きます。
でもなぁ…サン・グリーンさんに悪い気もするしなぁ…。
よし。挨拶に行こう。
BAD COMMUNICATION
というわけで先週の木曜日、サン・グリーンさんの元へ行ってきました。
どうやって自分の身分を明かすか、どんな流れで話を打ち明けるか…頭の中を不安だけがぐるぐる駆け巡る。
ぶっちゃけ怒鳴られる覚悟で乗り込みました。
泣き出しそうな心を蹴って。頭の中ではテーマソングに中島みゆきが鳴り響く。
あたしコミュ障やからね仕事に ありつけへんのやと泣いた…
作戦はこうだ。
コーヒー豆が置いてあるということを他の生徒さんから聞いていたので、とりあえず豆を買う。
コミュ障の私のことだ、手元にギターがない状況で誰かとコミュニケーションを取るのは、地上では3分が限界だ。私の中のモロボシ・ダンがそう言っている。
そう、コンタクトは限りなくスムーズに済ませたい。
焙煎された豆をささっとレジまで持って行って、会計の際にサラッとだけお話をする。
なんてスムーズ、なんてシームレス。クール&スマート!
名付けてパーフェクトプランAだ。ちなみにプランBは無い。
そうと決まれば出陣じゃい!入店!!!ダイナミックエントリー!!!!!!
お店に入るといくつかの食品棚と、奥にはギターが数本置かれているのが確認できました。
なるほど買い物ついでにギターも教えてもらえる。なんて素敵な地域貢献なんだろう。
オーナーさんは店の奥で電話の応対をしているようだったので、とりあえず店内を見て回る。
自然食品とだけあってどれも健康に良さそう。
いくつかの棚を回った時に、目的のコーヒーエリアを発見!
しかし、棚を見れども見れども生豆しかないじゃないか。
これはまずいぞ。
もし仮に生豆しかないのであれば、焙煎してもらうしかないということ。
そして焙煎してもらうということは、3分以上の地上への滞在を意味する。
まさか私の計画は破綻するのか…完璧な計画が。
思考回路はショート寸前。ごめんね素直じゃなくて。
電話を終え、顔を出してくれたオーナーさん。よし、聞いてみよう。
私「あの〜すいません、焙煎されたコーヒー豆って置いてますか?」
オーナー「うちは生豆しか置いてないですね、焙煎には20分くらい時間もらってます」
あっ、詰んだ。
我々メトロン星人は戦いを好まない、宇宙人なのだ
しかしもう引き返せない。
禁断のプランB、作戦名:Let it beを決行する!要はなるようになる!!
とりあえずコーヒーの生豆は買って、焙煎をお願いしよう。
新居浜の焙煎工房:広瀬の森さんで焙煎体験をさせてもらった時にはケニアの深煎りをいただいて、それが本当に美味しかったことを思い出す。

よし。オーナーさんに相談して、ケニア深煎りに近しい味の豆を見繕ってもらおう。
地上で3分ほど相談した結果、ブラジルの生豆を焙煎してもらうことにしました。
この時点でもう、心の中のモロボシ・ダンが悲鳴をあげています。ウルトラセブンは星へ還りました。
コーヒーの特徴や焙煎の工程を実演しながら、優しい目で話してくれるオーナーさん。
心地の良い空間と、オーナーさんのお人柄。あたりに漂う焙煎の薫り。
あぁ、いい場所だなぁ。
私ももう少しだけ頑張って話してみよう。心の中のメトロン星人を呼び覚ますんだ。

ブラジルの生豆を焙煎しながらコーヒーの解説もしていただくという、なんとも贅沢な時間が流れる。
サン・グリーンさんではコーヒー豆の焙煎教室もされているそう。家庭用の焙煎器も販売されておりました。
豆を挽いてからのハンドドリップは私も嗜んでいるので、”焙煎かぁ、ちょっと興味あるかも“などとぼんやり考えたりもして。
そうこうしているうちに、お願いした焙煎も済んだようでした。
「焙煎した豆を冷ます時間が必要なんで、このまま10分くらい放置ですね」とオーナーさん。
オーナーさんが立つその奥、並べられた数本のギターとベースがこちらを見ている。
エレキ、アコギ、ベース、MTR、タンバリン、ハーモニカ…としげしげ眺めていると、またもやオーナーさんから
「うち、よかったらギターも教えていますよ。興味があったらぜひ」
ここだ。
ここで切り出すしかない…!
腹をくくる。
…よし。
デュエル!!行くぜ海馬!!!
封印されし鍋ゾディア
俺のターン!ドロー!!名刺!!!!!
私「あの…私こういうものでして……」とビビりながら名刺を手渡す。
オーナーさん「…あぁー!あの!6丁目の!」7丁目ですいません。新居浜に7丁目無いのに紛らわしくてすいません。
「そうでしたか、あぁーいろいろお話は聞いてます」ナッハァーン怖い!!!
「実は昨年のあかがねミュージアムも観に行かせていただきまして…」
「えー!そうでしたか!あらあらあら、よくぞご挨拶へ来てくれました」
おや…?どうやら怒られることはなさそうだぞ。あったけぇ。
「次の演奏会にうちの生徒さんも出演するというのもありますし、他にもなんだか色々ご縁を感じることがあったので、今回挨拶をしに伺いました。急に押しかけてすいません」
「ありがとうございます。嬉しいです、先生もよろしければ出演どうですか?」
まじですか。なんと寛大な御心であらせられますか。
ずっと胸に秘めていたこと、もしかしたら言えるかもしれない。
勇気を出すんだ私。メトロン星人の仮面を深く被り直す。
「ありがとうございます。実は私も発表会を開くのが夢なんですけど、新居浜に音楽関係の知人友人がいなくて。出演も素敵ですが…もしよかったら、私を次の発表会のPAやスタッフとして使っていただけませんか?」
言えた。俺はこれでターンを終了するぜ城之内くん。
チェーン・デストラクション
なんとも差し出がましいことを口にしてしまった…と思うのも束の間。
オーナーさん「それは心強い!ちょうどPAなどができる人を探していたんですよ」
おお!ピースがぴたりとハマった!
私「ありがとうございます!ぜひ勉強させてください!」
やったぜ。
どうやら私にはきっと同志や仲間が足りていないことは、前回の発表会を観た時に痛感していました。
1人で何かを成すのは、非常に難しい。
というか、1人では何も成せない。
私が講師でいられるのは生徒さんがいるからであって、ひとりぼっちの私はただの人。
私を頼ってくれている人がいるのは本当に幸せなことですが、いち個人で成せることなどタカが知れていますから。
サン・グリーンさんは、もう60年ほどお店を切り盛りしているようで。
地域に信頼され続けていることは本当に凄いなと。
せっかく暖かく迎えていただいたご縁ですので、ホント色々と勉強したいなと思います。
言葉にすると軽くなるので少し嫌ですが、ご縁に感謝です。
「PAもそうなんですけど、実はギターの伴奏が欲しくて困ってる曲が何曲があるんですよね」
ん?
「3、4曲ほど発表会で弾いてもらえませんか?」
んん!?結局演奏もするのか私。まぁいっか。
「わっかりましたー」
「四日後に音合わせがあるんで、そこにお越しいただければ!」
おうふ。
爆速で覚えて演奏することになりました。

気合いで間に合わせました
まともに練習の時間は取れませんでしたが、演奏予定の楽曲を採譜してセッションしてきました。

音を合わせる分には問題ない程度に仕上げられて、ひとまず安心です。
現時点で演奏サポートするのが確定しているのは3曲。
私はピアノ/高田みづえ
The Longest Time/Billy Joel
I Feel the Earth Move/Carole King
I Feel the Earth Moveはギターソロもブッコむ予定で、特に楽しみです。
原曲もいいですが、私の中ではGLIM SPANKEY版のゴリゴリなロックソングのつもりで弾いています。
サポートさせていただけることに深い感謝を想うと同時に、やはりロックを愛する心は隠せないようです。
演奏会は4月の末を予定しています。デュエル・スタンバイ!

…結局10代の頃に好きだったものって一生好きよね。
ふつくしい。

