ギター挫折率90%の現実を変える|7丁目ギター教室新居浜校のアプローチ

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ギターを弾けるようになろうと思い、あれもこれもと手を出してみるものの…。
「結局どれも中途半端になってしまって、自分のものにできていない!」。
そして多くのビギナーが諦めてしまう。ギターあるあるですね。
ギターメーカー最大手であるフェンダー社は、「初心者のうちの90パーセントの人は、1年以内もしくは90日以内でギターを辞めてしまう」というデータを2019年の記事で発表しています。

なぜ、そんなことになるのか?挫折率90%という数字はどうして生まれるのか。
今回はまず、ギターを諦める人がどのような過程を経ているのかをお伝えします。
ギターを諦めるまでに通る7ステップ〜挫折率90%の壁
①:ギターをチューニングする。→ここで既に体力の半分を消耗するor諦める
②:弾きたいフレーズに必要な技を知る。→コード、短音フレーズなどを見て絶望or諦める
③:左手と右手で違う動きをしながら②を弾いてみる。→ここで体力が尽きるor諦める
④:③を行うと同時に、指の痛みに耐え続ける。→体力に続き気力が消えかけるor諦める
⑤:②③④を通して頑張っているのに、綺麗な音が鳴らない。→精神力が翳り出すor諦める
⑥:⑤で音が鳴ったと思っても、正解の音を鳴らせているのか分からない。→限界を知る
⑦:そして僕は途方に暮れる
大体このパターンで心が折れる人が多いでしょう。私も何度も心折れました。
そもそも、ギターを練習しながら悩みは尽きないものです。
「コードを覚えようって言っても、覚えて何になるの?」
「この曲はオープンコードで弾くのか、へぇ。こっちの曲はパワーコード…?え、何が違うの?」
「この曲のギターソロかっこいい!楽譜も載ってる!弾きたい!!え、でもどうやって指を動かすんだ…?」
「耳コピでギター弾けるようになりたいなぁ。どうやるんだろう…ん?スケール?全全半全全全半…?わけわからん、無理!」
もちろん他にもあります、こんなのはごく一部です。
大量の疑問を抱えながらギターを鳴らしてみると、処理しなきゃいけない情報量に対して自分の力量が足りてなさ過ぎて、心折れてしまうんですよね。
これが挫折率90%の実態です。

理屈が先だと分からない
私自身独学でギターを弾けるようになったので、ビギナーがぶち当たる壁は一通りぶつかりました。
ある程度弾けるようになった今になって思うのは、「勝手を知らない状態で、理屈を先に説かれても全然分からない」ということです。
私は、圧倒的に感覚派でして。
意味不明だと感じる音楽理論を自分の感覚で把握できるようになるまで、結構な時間をかけました。
知らない世界のことを事細かに文字で伝えられたとて、それを理解できるのは本当にごく少数の人だと思います。
大事なのは、理屈が先に来るから息が苦しいと言うことです。
理屈で済ませていることを、理屈よりも先にまず感覚で体験してもらうことができたとしたら。
感覚で体感してもらったことを、後で理屈っぽく説明できれば、理解力は急激に上昇します。
百聞は一見にしかず、です。
逆に言えば、「一見さえできれば、あとから十聞くらい聞いた程度でもかなり腑に落ちる」。
そして十聞伝われば、残りの九十聞も圧倒的に染み込みやすくなる。
これが新居浜校で大切にしているアプローチです。
レッスン風景④ちょっとずつが良いんです
「息子と合奏することが夢なんです」と伝えてくれた生徒さんがいらっしゃいました。
『息子がピアノで弾いている「夜明けと蛍」という曲を、ギターで合奏したい』。
その夢をなんとか実現したいと思い、ギターの譜面アレンジに取り組んだ時の動画です👇
アレンジしていくにあたって、例えば私の方から
「じゃあAメロ部分はアルペジオにして、サビの部分はゆったりめの16ビートのストロークでいきましょうか」と言うのは簡単です。
ただ、それを聞かされた方はたまったモンじゃありません。
アルペジオって何やねん、16ビートのストロークって何やねん!となること必至だからです。
ギターの奏法、名称、理屈云々は後回しにして、まずは音に触れてもらうこと。
これが一番大切だと考えています。音を楽しむと書いて音楽ですからね。
知らない世界の情報には、すぐに埋もれて息ができなくなるものです。
だからこそちょっとずつ、音に触れていくことが大切だと私は考えています。
冒頭に紹介した「ギターを諦めるまでに通る7ステップ」も、見知らぬ情報が一方的に初心者を殴ってくるからこそ陥ってしまうものです。
挫折率90%の名は伊達ではありません。しかし、道はあります。
ステップ一つ一つを音と共に丁寧に触れていくことができれば、誰でも残り10%のギタリストになれますよ。
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