ギター弦が切れる理由。実は「曲げ」に弱いんです
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ギターを弾いていると、誰もが経験する“弦が切れる瞬間”。
チューニング中に、思わずヒヤッとしたことはありませんか?
実は、ギター弦は“引っ張る力”には強いけれど、“曲げる力”にはとても弱いんです。
今回は、弦が切れやすい3つのポイントと、寿命を延ばすちょっとした工夫についてご紹介します。
弦が切れる瞬間って怖い?
ギター弦はどこで切れるのか。
弦がいつ切れるのかビクビクしながらチューニングをした経験は、皆さんにもあるのではないでしょうか。
もう何本も弦を切ってきた私の経験上、弦が切れる瞬間は意外と地味です。
弦が切れたからといって、跳ね上がった弦が手や顔を襲うということはまず無いでしょう。
弦の特徴:伸びには強く、曲げには弱い
ギターの弦は、伸びに強くて曲げに弱いという特徴があります。

ギターのボディに弦がピンと張れるのは、弦が伸びの力に対して耐性があるからなんですね。
一方で、曲げには弱い特性があります。ギターで言うと、どの部位になるでしょうか。
弦が曲がるポイントは、主に3箇所
弦に曲げの力がかかる箇所。
それはズバリ
ペグ・ナット・ブリッジです。
一つずつ見ていきましょう。
ペグ(糸巻き)

弦をピンと張るための糸巻きのパーツが、ペグです。
糸巻きというくらいですから、それはもう曲がりに曲がっていますね。
まっすぐ伸びる箇所と渦巻きの箇所のちょうど狭間が一番負荷がかかって切れやすいです。
ナット

糸巻き(ペグ)から下に伸びた弦を適正な位置で伸ばすための、白いガイドパーツがナット。
下方向に黒く伸びる板(指板)の方向に弦が向かっていく時、ナットの上で角度がついているのが確認できますね。
ブリッジ

糸巻き〜ナットから伸びた弦を固定する機構の一つが、このブリッジです。
6本の弦がブリッジの上に乗ることで、ナット〜ブリッジの間でギター弦がピンと張れるのです。
ちなみに、ブリッジの下にある丸っこい6個のパーツはブリッジピンと言います。
このピンでギター弦の端っこを押さえつけて固定しています。
弦が切れた時、どこで切れたのかを探してみるのも吉
頻繁に弦が切れる!という悩みを抱えている人は、どこで弦が切れているのかを確認してみるといいかもしれません。
もしかしたら、ペグ・ナット・ブリッジのどこかに、弦にダメージを与えるような傷やクセがついていることも懸念されるからです。
分かりにくい部位であることは間違い無いですが、ご自身のギターのクセを少しずつ知ることでコンディションも長持ちするし、何より愛着が湧きますよ。
ちなみに、弦の角度がつく部分にオイルを塗って、滑りを良くして弦の寿命を上げるアイテムなんかも存在します。

こういったシリコンオイルを、私は弦交換のたびにナットの溝に塗ってます。
このオイルを使用し出してから弦が切れるまでの期間が明らかに伸びたので、一つ持っていると重宝しますよ!
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