RADWIMPSトリビュート盤を徹底紹介|豪華アーティスト×名曲の組み合わせを予習する
画像はユニバーサルミュージックよりお借りしました。

RADWIMPSのメジャーデビュー20周年。
その祝祭に集まったメンバーが…もう反則級でした。
あまりに豪華すぎて、全曲の予想を立てずにはいられなかったので、勢いで書き殴りました。
Dear Jubilee ~ RADWIMPS TRIBUTEとは
RADWIMPSのメジャーデビュー20周年を記念して集結した、選りすぐりのアーティストによるRADWIMPS楽曲のカバーアルバムです。
このトリビュートアルバム最大の特徴は。
参加アーティストのメンツが尋常じゃないです。
よくこんな強烈なメンバーが集まったなと驚きますが、それだけRADWIMPSというバンドが音楽業界の全方位に強烈な爪痕を残しているということなのでしょう。
上白石萌音 × 25コ目の染色体
RADWIMPSトリビュート盤トップバッターは上白石萌音。
社会現象となった『君の名は。』にてヒロインの声優をしていたことからのつながりからか、堂々の1曲目。
彼女の澄んだボーカルと原曲の優しさが調和することは最早、約束されていることでしょう。
25コ目の染色体
SEKAI NO OWARI × 最大公約数
2曲目はセカオワ。初期のセカオワは割とRADの空気感を感じることも多く、フォロワーであることが伺えます。
一方の原曲である『最大公約数』は、エルレやアジカンっぽさも感じる。00年代初期の空気感。RAD初期は特にエルレ感すごかった記憶が。
日本のロックシーン、とりわけロキノン系(死語?)の系譜が見て取れるこの並び、そしてこのカバーには思わずニンマリとしてしまいます。
最大公約数
米津玄師 × トレモロ
説明不要の超大物アーティスト、米津玄師。彼もまた、セカオワと同様に日本のロックシーンの洗礼を一身に浴びてきたことが楽曲から窺えます。
30代アーティストがBUMP→アジカン→RADの黄金リレーから抜け出すことの方が難しいわけなので当然でありますが、この系譜で一番の正統後継者だと筆者は考えています。
トレモロ
iri × ふたりごと
この方は記事を書くにあたって初めて聴きましたが、めっちゃかっこいいですね!!
新世代でありながら正統派R&Bな感じの曲調は、譜割の細かいRADと間違いなく相性が良い。
約束された勝利であることは間違いない。
iriがラインナップされていなかったとしたら、藤井風あたりがこの役回りになっていたかもしれないですね。
ふたりごと
ずっと真夜中でいいのに。 × 有心論
出ました、J-POP3大・夜グループの一つ。
3組の違いが分からなければ、問答無用でオジサンの烙印を押されるであろうことは間違いありません。
このトリビュート盤には3大・夜グループが集結しているのも面白いところ。どのような違いを私たちに見せつけてくれるでしょうか。
原曲の雰囲気をシンセベースと裏打ちのドラムでガッツリとブチ壊してくれないかと、個人的には楽しみにしています。
有心論
My Hair is Bad × いいんですか?
RADよりも後発組の中では、かなりRAD色が強いバンドではないでしょうか。
歌メロの抑揚と言葉の詰め方、ベースラインから曲中のアルペジオに至るまで、もうとにかくRAD好きなんだろうな〜というのがビシバシ伝わってきますね。
原曲の良さをそのままに、リスペクトを込めて丁寧にカバーしてくれそうな予感。
いいんですか?
宮本浩次 × おしゃかしゃま
いやもうこれが楽しみ過ぎて。
ラインナップで初めてみた時に目を疑ったもの。
あの禍々しい楽曲が、ナチュラル・ボーン・ロッカーである彼の毒牙にかかる時…いったいどうなってしまうのか。マジでお釈迦にしかねないからなこの人(褒めてる)。
個人的にはもっとダークな「五月の蝿」とか歌って欲しかった気持ちもありますが、RAD王道のおしゃかしゃまを聴ける喜びに震えます。
あ、ジェニファー山田さんとかも歌って欲しかったな。
おしゃかしゃま
DISH// × 携帯電話
あ〜、安心する。品質保証。
原曲の空気感とDISH//のコラボ、、、これは間違いないでしょう。優等生カバー間違いない。
携帯電話
余談ですが、携帯電話の雰囲気は圧倒的にBUMPを感じるわけですが、BUMPがトリビュート参加してくれていたら世間はどうなっていたことでしょうね。事件が過ぎるぜ。
Mrs.GREEN APPLE × 狭心症
今や押しも押されぬモンスターバンドとなったMrs.GREEN APPLE。
今でこそ3人組ですが、昔はめちゃくちゃ大所帯バンドだったんですよね。
当時は「RADはもちろん、J-POP、J-ROCKの全てを鍋にぶち込んでごった煮にした闇鍋バンドっぽいな」と思っていた気がします。
今回のトリビュートにミセスが参戦していると聞いた時、前前前世でもやるのかと思っていましたよ。
そしたらまさかの狭心症という。愛を感じる。
狭心症
ヨルシカ × DARMA GRAND PRIX
これもとんでもなく楽しみなんだなぁぁぁぁぁああああああ!!!!
出ました、J-POP3大・夜グループの一つ。残すはあと1組。
今回のラインナップで筆者的に一番好きなアーティスト、ヨルシカ。
ヨルシカ初期によく見受けられる、テレキャスでザクザクとコードを切り刻むアプローチはRAD印を感じることもしばしば。
トリビュートへ参加することは頷けますが、まさかこの楽曲だとは。最高すぎる。
歌詞も出だしから最高なんですよね。n-bunaさんが好みそうなのも非常にわかります。
DARMA GRAND PRIX
YOASOBI × 会心の一撃
J-POP3大・夜グループの一つ。最後の一組はYOASOBI。
説明不要のビッグアーティストが多いですね〜。すごいです。
この曲は特に王道のJ-ROCKな空気感がありますけれども、王道J-ROCKといえばやはりRADWIMPSのシルエットはチラつくというもの。
ロックを愛する者であればRADは誰も無視できない領域にいるんだと、改めて思わされますね。
会心の一撃
Vaundy × 前前前世
絶大な人気を誇るアーティストが止まらないです。ソロアーティストとして今や不動の地位を築くVaundy。
『不可幸力』や『東京フラッシュ』のあたりはバンドサウンドのイメージはなかったのだけれども、紅白で歌った『怪獣の花唄』は最高にロックだったし、『ZERO』ではブリテイッシュロックへのリスペクトも感じられる。
変幻自在の雰囲気を見せつけるVaundyがRADWIMPSの超・有名曲をどう料理するのか楽しみでなりません。全く予想がつかない。
前前前世
ハナレグミ × そっけない
通好みのアーティストがここで飛び出してきましたね。元SUPER BUTTER DOG、ハナレグミ。
後期ビートルズのような雰囲気を纏う楽曲ですね。
シンプルなピアノ楽曲はお手のものでしょう。
フィル・スペクターばりのストリングスを盛り込むのも良さそうですね。
そっけない
角野隼斗 × すずめ
角野隼斗さん。存じ上げなかったのですが、『かてぃん』さんだったのですね。
ニコニコ動画時代にはよく拝見していました。相変わらずお美しいピアノ。
そして今回のトリビュートにして唯一、すでに本楽曲をカバーして投稿されておりました。
トリビュートの締めとして最高じゃないか。
すずめ
結論:早く聴きたい!
RADWIMPS。
私の学生時代には特に熱烈な人気があり、決して無視できない領域のバンドでした。
彼らの放つ全てが異質でした。
私の好きな音楽は彼らよりもっと古臭いタイプのものですが、リアルタイムを通じて記憶にこびりついた音楽はやっぱり強いですね。
異質すぎて私には当時、全てを受け止めることはできませんでしたが、こうした祝福がある時にはやはり気になってしまう。
歌詞、メロディ、ギターアレンジにアートワーク。全てが禍々しくてドロドロとして異質でありながら、確実に脳内に入り込んでくる。
そして今回の豪華・多彩すぎるラインナップを見るに、音楽好きであれば誰もが決して無視できなかった、圧倒的な魂があるのでしょう。
Dear Jubilee -RADWIMPS TRIBUTE-は明日発売です。早く聴きたい。
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